子育て中の転職は難しい。でも不可能ではない、現実的な方法。

赤ちゃんを抱っこする男性

今の会社にこれ以上勤めるのは精神的にツラい、そんなタイミングで子どもが生まれる、なんてことは珍しくないかもしれません。

子どもができた喜び、同時に今の仕事はもう精神的に無理。
収入が下がるかもしれない不安が拭い去れず行動できない。
転職サイト見てみたいけどゆっくり求人を見る暇も無い。

「よりによってこのタイミングで転職しなくても」と周りから言われようと今でなければならない理由があり、本人にしか分からない事もあるものです。
子どもが生まれたのは確かに嬉しいしいけど、これから職場で地獄に耐え続けなければならないのか、それともこんな状態でも転職は可能なのか。
周りの人達は「そんなの皆も我慢してきてるよ」みたいな風潮で、誰にも分ってもらえない辛さは痛いほど分かります。

ですが結論から言うと子どもが生まれて間もなくても、使える時間がとても少なくても転職エージェントを使えば転職成功が現実的なものになります。

転職エージェントは子育て世代の味方です。
ほとんどお任せで良いので時間を有効活用できます。
自分ではハッキリ言いづらい給与交渉を代行してくれて年収減少の可能性を減らせます。
良い企業が有れば実際に転職、無ければ内定が取れたとしても転職しなければ良いだけです。

この記事を読めばなぜ子育て世代の転職に転職エージェントをおすすめしているのかが分かります。
絶対に転職後でも収入を下げたくない人は参考にしてみてください。

自分

名前:ひろ
この記事を書いている人。
石川県のとある工場でクラッシャー上司から9年間も怒鳴られ続けた末に人生3度目の転職をした34歳の男。

目次

子育て中の転職が難しい理由

子育て世代が転職するには色々な障壁があるかと思いますが、特に以下の2つが大きな問題になってくると思います。

  • 時間が無い
  • 収入が下がる不安

妻に色々と任せっきりで転職活動に専念して良いものかと葛藤があります。
特に子どもが乳児や幼児の内は夫には傍にいてほしいものです。

もう一つの問題として収入が下がる可能性です。
もともと夫婦共働きだった家庭では、産休育休で既に1人分の収入が無くなっていますから特に大きな問題になるでしょう。

とにかく時間が無い

子どもが生まれてからは自分の時間がほとんど無くなるのが親になった者の宿命です。
少なくとも「時間が無い」と悩んでいるあなたは育児に積極的である証拠です。

転職活動中は良さそうな企業を探すためスマホに噛り付いていたいかもしれん。
ですが常に見ていなければいけないのはスマホではなく子どもです。

子どもの昼寝中等、限られたほんの少しの時間の中で企業探し、履歴書・職務経歴書の作成、企業研究、面接等、スケジュールを詰めていかなければなりません。
なかなかスムーズに転職活動が進まないのが現実です。

収入が下がる不安

一般的には転職後は今より収入が下がると言われています。
子育てに沢山のお金が必要になってくるこのタイミングで収入下がるのは恐怖でしかありません。

もともと共働きだったのであればなおの事、妻が産休か退職をしていて既に以前より収入が減っているのに、更に自分の収入まで減らすのは度胸が要る行為です。

転職をするのであれば今と同じ収入、あわよくば収入が増える転職をするしかありません。
しかしその条件が転職活動を長引かせているのも事実です。

転職エージェントは子育て世代の強い味方

子育て世代が転職活動をするのであれば転職エージェントを強くおすすめします。

普通の転職サイトで行う企業とのやり取りや手続きを、ほとんどお任せすることができるので子育て世代ほど使った方が良いものだと思っています。

私の場合は子どもが1歳の時に転職エージェントを使って転職活動を行いました。
やはりそれなりに忙しく妻にも多少の負担をかけてしまいましたが、自分で企業とやり取りをする時間がほとんど無いおかげで家族との時間も確保しつつ転職を成功させました。

書類作成と面接以外はお任せ

転職エージェントは扱っている企業の中から希望条件に合うものをピックアップしてくれます。
自分で求人を探さなくても良くなるので、1日中スマホに噛り付いてスワイプしまくっていた無駄な時間が無くなります。

どうしても自分でやるしかない書類作成や面接以外は基本的に任せきりでOKです。
作った書類を企業に送ったり面接の日程調整は転職エージェントがやってくれます。

つまり普通に転職活動するよりもかなりの時間を有効に使えるようになります。

収入アップ転職も可能

転職エージェントは給料の交渉も代行してくれます。
海外では当たり前らしいですが、日本人は自分で給与の交渉をするのは苦手な所があります。
実際、あまり高い金額を言うと落とされるんじゃないか、と心配になります。

転職エージェントは自分では言いにくい事を代わりに言ってくれるので、転職エージェントには希望の給与額は遠慮せずに伝えておきましょう。
私もわずかですが給与アップの転職に成功しました。

希望額によっては難色を示す

担当してもらう転職エージェントによっては、今の給与よりも高い希望を伝えると「それは厳しい」と言われることがあります。
おそらくほぼ全ての転職エージェントが言うと思います。
ですがそこは折れず、最低でも今と同じになるようにしましょう。

最後まで見放さずに企業を探してくれる転職エージェントは10人に1人くらいはいます。
転職する意志が確実であることを示していれば、面倒見の良い転職エージェントにいつか出会えるはずです。

ちなみに私の場合は最終的に16人の転職エージェントとやり取りを行い、2人だけが最後まで諦めずに求人を紹介してくれました。

面接の日はパートナーに感謝する

色々任せれば良い転職エージェントも、面接だけは自分が時間を作ってやるしかありません。
今時はリモート面接で家からできますが、直接会って面接することも当然あります。

どちらにせよ面接をしている間は子どもの面倒を妻に見てもらうことになります。
こればっかりは理解してもらうしかありません。

パートナーに感謝して面接に臨みましょう。

場合によっては転職しなくても良い

今必死に転職活動をしても、たまたま今だから希望の企業が無いだけかもしれません。
選考を進める上でどうしても希望通りの企業が無い場合は、少し時間を空けてから再度転職活動しても良いでしょう。

正直微妙だなーと思っていた企業から内定が取れてしまったとしても、必ず転職する必要はありません。
転職エージェントは内定辞退も代行してくれます。
自分が直接断りの連絡を入れる必要が無いので、安心して気になった企業を片っ端から受けることができます。

良い企業と出会えた時だけ転職すれば良いのです。
良い企業が無ければ転職しなければ良いだけです。
そして良い企業が有るのか無いのかは実際に転職活動をしてみないと分からないのです。

転職エージェントに相談しよう

子育て世代が転職をしたければ是非転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントに今の状況を伝えて相談すればしっかりと配慮して調整してくれます。

もちろん転職エージェントの中には不愉快な人も混じっているかもしれませんが、諦めずに良い転職エージェントを探していきましょう。
親身になって話を聞いてくれる人の当たれば、最後まで面倒を見てくれるし良い求人を紹介してくれます。

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この記事を書いた人

石川県のとある工場で9年間もクラッシャー上司から理不尽に怒鳴られ続けた34歳の男。
後輩が次々と潰され退職していく中、自分が他の会社に行ってもやれることが無いと自信が持てないまま我慢を続ける日々。子どもが生まれて更に身動きが取りにくくなり我慢が続く。
「自分さえ我慢していれば・・・」と諦めていた時に転職エージェントの存在を知り、地獄から逃げる覚悟を決める。
約1年間の転職活動の末に給与アップの転職に成功。

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