「何だか申し訳ない・・・」転職前に負い目や責任は感じなくて良い

立っている男性

転職活動中だがずっとモヤモヤしながら生活している。
同僚や部下が心配だ・・・
お世話になった尊敬する上司に申し訳ない気持ちだ。

やっとのことで転職を決意して始めた転職活動ですがいざ始めてみると何やらモヤモヤする日々を過ごすことになります。
真面目なあなたは、会社に残る同僚や部下、お世話になった上司に負い目を感じて申し訳ない気持ちになってしまいました。

実はそんな負い目を感じたり、申し訳ない気持ちに潰される必要なんて全くないのです。
あなたは前を向いて挑戦するだけで皆は応援してくれます。

退職は全ての労働者にとって自由です。
残る仲間は文句を言いながらも「今のままでいる」という選択をしています。
いざ退職する時には後味が悪くならないようにしてくれます。
せっかくの決意を無駄にせず、新たなステージえの準備に集中しましょう。

この記事を読めばほとんどの心配は実は必要なかったということが分かります。
負い目も申し訳なさも感じず、気持ち良く転職活動を進めたい人は読んでください。

私はこれから紹介することに気付いた時、とてつもなく体が軽くなり転職活動中の行動力が増しました。
あなたにも同じように転職活動に専念してもらいたいと思います。

自分

名前:ひろ
この記事を書いている人。
石川県のとある工場でクラッシャー上司から9年間も怒鳴られ続けた末に人生3度目の転職をした34歳の男。

目次

転職前に負い目や責任を感じなくて良い理由

転職活動中は負い目や責任を感じる必要は全くありません。
他人の心配をしている場合でもありません。
あなたは自分の人生をより良いものにするために全力を注ぎましょう。

そもその退職をするかどうかは本人の自由であり、誰にも阻止することはできません。
生きている全ての人が自分の人生を生きる権利があるのです。

そもそも退職は自由

大前提として、労働者には退職の自由が有ります。
民法627条第一項にも記載されています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

民法627条第一項

あなたは堂々と退職して良いのです。

民法の条文を知ったからと言って「辞めるな」と言ってきた上司や役員に対して「民法違反だ!」を騒ぎ立ててはなりません。
静かに聞き流して粛々と退職準備をするだけです。

自分の人生を生きる権利

あなたの人生をどうするかはあなたが決めることです。
同僚や上司に何を言われようとも日々選択しているのはあなたです。

転職しようと考えた理由はそれぞれあると思いますがそれを実現するのもあなたしかいません。
会社としては労働者に働いてもらえればそれで良いのです。
会社はあなたの人生の面倒まで見てくれません。

同じ職場で働く皆も文句を言いながら、そこで働き続けるという選択をしているのです。
上司からの圧や同調圧力に屈している人達も結局最終的に選択しているのは本人達なのです。

あなたは自分の人生の為に転職という選択をしました。
誰にも文句を言われる筋合いはありません。

よくある心配とその心配は要らない理由

転職活動に負い目を感じてしまう理由として考えられるものをまとめました。

  • 私が辞めると仕事が回らない
  • 後輩を見捨てることになる
  • 自分だけ逃げている
  • 育ててもらった上司への恩がある

これらは全く負い目感じる必要はありません。
心配をせずとも会社というものは何とかなるものです。

私が辞めると仕事が回らないのでは

あなたが辞めた後の数週間は確かに少しは忙しくなるかもしれません。
でも必ず代わりが現れます。
意外となんとかなるものなのです。

あなたが在職中に何人か辞めていったと思います。
その人達が辞めていった後も同じように、一時的に忙しくなってもいつの間にか落ち着いていて何とかなっていたはずです。

あなたが辞めた後もそれと同じ現象が起きるだけです。

後輩を見捨てることになる

我々より若い世代はもっと転職が当たり前の世代で、思った以上に職場の人間関係にドライです。あなたが転職した後、多少はあなたへの不満を垂らすこともあるかもしれません。
でも転職するあなたにはもう関係の無い話です。

後輩は途方に暮れるようなことはありません。
別の先輩の後に付いて強かに仕事をしていくでしょう。

自分だけ逃げるているようだ

今働いている会社がブラック会社だった場合、皆が耐えて頑張っている中で自分だけが逃げる準備をしているようで気が引けるかもしれません。

ただ上記の通り、”ブラックな会社で耐えて頑張る”という選択をしているのは本人達です。
たまたまあなたが「こんな所で耐えなくても良い」と気付いて逃げるという選択をしただけです。
逃げることは悪いことではありません。
自分が壊れる前に逃げることはむしろ長い目で見て前進です。

思い返せば「あ、あの人いつの間にか辞めたんだ」という人は皆まともな感性を持った人だったはずです。
ブラックで人の入れ替わりの激しい会社は、まともな人や優秀な人から順番に静かに辞めていくものです。
ブラックな会社から逃げていくのはあなただけではありません。
あなたは大勢の辞めていった人達の1人に過ぎないのです。

育ててもらった上司への恩がある

とても尊敬できる上司への恩を返せぬまま退職することに負い目を感じる場合があります。
でも実は上司もあなたに感謝しているはずです。

これは自分に部下ができて初めて分かることですが、部下が居ないと”部下を育てる”という経験ができません。
あなたが居たからこそ上司は”部下を育てる”という経験値を増やすことができたのです。
あなたが尊敬するほど素晴らしい上司なら、あなたに感謝しているはずです。

良い上司であれば後味を悪くするようなことはしません。
退職の意を伝えたら快く見送ってくれるでしょう。

あなたが辞めた後も会社はクールに動き続ける

とても聞こえの悪い言い方ですが
会社にとってあなたの代わりはいくらでも用意できます。
辞めていくなら代わりを雇えば良いだけなのです。
あなたが辞めた後も会社は何事も無かったかのようにクールに動き続けます。

しかしあなたの人生の代わりは存在しません。
あなたの人生に興味関心があるのはあなた以外に居ません。

代わりの利くものより、代わりの利かないものを優先するすべきです。
負い目や責任を感じている暇があったら自分の人生にもっと集中しましょう。
少なくとも転職活動中においては今の会社ばかり気にせず、次の場所で働く自分のことを考えましょう。

気持ちを切り替え転職活動に集中する

退職は誰も拒めないので安心して退職しましょう。
現職での心配事は全て問題なく、何事も無く収まります。
仕事の代わりはいくらでもいますが、あなたの人生の代わりはいません。

気持ちを切り替えて新たなスタートに向けた準備に専念してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

石川県のとある工場で9年間もクラッシャー上司から理不尽に怒鳴られ続けた34歳の男。
後輩が次々と潰され退職していく中、自分が他の会社に行ってもやれることが無いと自信が持てないまま我慢を続ける日々。子どもが生まれて更に身動きが取りにくくなり我慢が続く。
「自分さえ我慢していれば・・・」と諦めていた時に転職エージェントの存在を知り、地獄から逃げる覚悟を決める。
約1年間の転職活動の末に給与アップの転職に成功。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次