実績アピールの例文を見たけど自信喪失してしまった
こんな絵に描いたような実績あるわけがない
何も無い俺はどうしたら良いんだ・・・
例文の凄さと自分が経験してきたことを比べてしまい、転職活動のハードルが急に上がってしまいますよね。
でも大丈夫です。
アピールする実績が何も無いと感じているあなたでも実績アピールを書くことができます。
結論から言うと事実の中から話を少し”盛る”ということをします。
実績アピールは誰でも書けます。
コツは自分が経験した話を少し盛って話すだけです。
例文はひな形だけを真似します。
例文と比較しても落ち込むだけなので止めましょう。
嘘のエピソードではなく、事実を少し”盛る”のがポイントです。
この記事を読めば、実績が本当に無いと思っていても書けるようになるかもしれません。
特に他人の手伝いばかりで「自分が主として仕事を進めたことが1度も無い」だから実績が無い、と感じている人は参考にしてみてください。
名前:ひろ
この記事を書いている人。
石川県のとある工場でクラッシャー上司から9年間も怒鳴られ続けた末に人生3度目の転職をした34歳の男。
実績アピールの例文が全く役に立たない
職務経歴書を書く時や面接前に実績のアピール方法に悩むことがあると思います。
何か良い方法があるはずだと、実績のアピール方法を調べるとよく以下のような例文が紹介されています。
「〇〇売上回復に向けたチームのリーダーに選ばれました。××のような予想外の出来事もあり苦戦しましたが、結果として売り上げを△△%回復させることができました。」
まとめると
- 責任ある立場に就く
- 苦難を乗り越える
- 具体的な数字で結果を出す
ほとんどのサイトでは理想の実績アピールの例文として紹介されていますが、ここで私を含めたほとんどの凡人が自信を失いがっかりしてしまいます。
そして「なんて現実味の無い役立たずな例文なんだろう」という感想だけが残ります。
自分のしょぼさを思い知らされる
実績アピールの例文を見た後に自分の経歴をざっと思い出しますが、あまりにも例文が華々しいので自分のしょぼさを思い知らされてしまいます。
「俺にはそんな漫画の主人公みたいな実績なんか無い」と落ち込むかもしれません。
そもそも普段から例文のような人に話せるような実績を作れる業務ではない場合もあります。
しかし一番やってはいけないことは、無いと思って無いままで終わらせてしまうことです。
そもそも普段から意識が高いわけではない
「普段の地味な取り組みから得られた結果も実績である」
そう言われていることもあります。
ですが正直なところを言うと、別に普段から意識高く働いているわけではないという場合も多いのではないでしょうか。
言われたことだけやってたら間違いないし”仕事に取り組む姿勢”や”どうやったらもっと早くできるか”みたいな余計なことは考えない。
そうなると本当にアピールできるものが無いように思えてしまいます。
例文とは比べない
例文はあくまでひな形として参考にします。
例文がしっくりくるのは、ごく一部の完璧超人だけなので比べてはいけません。
例文と比べてしまうと誰もが委縮して意気消沈してしまうでしょう。
あなたが今まで職場でやってきたことを自信を持って相手に話すだけです。
普段から意識が高くても低くても関係ありません。
ただやってきたことを言うだけです。
面接は自分をアピールして良い場所です。
見栄を張る必要はありませんが、かといって遠慮して自分を低くみせる必要もありません。
「実績はありません」はNG
正直に無いと話せば良いのではないかと思いつくかもしれません。
しかし一番やってはいけないことは
「私には特別アピールできる実績はありません」という答えです。
数年働いて1つも話せることが無いと聞くと、この人は真面目に働いていたのだろうか、と相手を不安にさせてしまいます。
あなたにも実績は有る
実はあなたにも実績があります。
実績アピールの例文があまりにも華々しすぎるため気付いていないだけです。
どんな小さなことでも実績は実績なのです。
嘘をついたり見栄を張る必要はありません。
どんなに小さなことでも何かひねり出して、実績をアピールしましょう。
コツは話を盛ることです。
実績アピールでは話を盛る
あなたが主導になって仕事を進めたことが無い場合、自分の実績が本当に無いように思ってしまうかもしれません。
そんな時は話を盛りましょう。
決して嘘をつくわけではありません。
事実に少し色を付けるだけです。
見ていただけでも”携わった”と言う
自分で実質的な作業をせず、先輩や上司の仕事に同行してほとんど見ていただけという場合でも”携わった”と言いましょう。
少しくらいは先輩の手元をしたり、なにかしら声がかかって手伝ったはずです。
ならば”携わった”と堂々と言いましょう。
先輩や上司の仕事を間近で見ていたはずです。
その仕事の結末まで見ていたならば、結果どうなったのかも言えるはずです。
具体的には
「〇〇プロジェクトに携わり、○○という結果を出すことができました。」
という書き方ができます。
(厳密には、○○プロジェクトの様子を少し手伝って見ていただけ、○○という結果を見届けただけ)
どれくらいの作業をしたのかは問題ではありません。
携わったことには間違いないのです。
手伝っただけでも”〇〇の作業を行った”と言う
先輩や上司の仕事の手伝いをしただけでも”○○の作業を行った”と言うことができます。
責任者だろうと手伝いだろうと、あなたがその作業の作業者であることには変わりありません。
ならば”〇〇の作業を行った”と堂々と言いましょう。
これはジム仕事、現場仕事関係ありません。
手伝ったのであればあなたはその作業を行った作業者です。
その作業全体の責任者が上司だったとしても、あなたが手伝った範囲においてはあなたにも責任があります。
責任が発生している以上はあなたも立派な作業者なのです。
だから堂々と”〇〇の作業を行った”と言えるのです。
嘘ではなく事実を”盛る”のが大事
全てが事実ベースでの話であり、少し話を盛っているだけです。
なので更に突っ込んだ質問をされた場合でも事実の中から答えることができます。
自分に実績が全くないと思い込んでしまい、嘘を並べ続けるのは大変です。
そもそも嘘ついて良いことはありませんし、話の中で辻褄を合わせることに必死になって面接に集中できなくなります。
とにかく今まであなたがやってきたことを全て思い出して”盛る”だけです。
少し盛ったエピソードを事前に作ってみて一番自信のあるもの、または一番インパクトがありそうなもの、応募する会社にマッチしたものを選びましょう。
不安なら転職エージェントに添削してもらう
ここまで読んでそれでも不安がある場合、転職エージェントを利用しているなら気軽に無料で相談することができます。
もちろん内容そのものは自分で考えなければいけません。
自分で考えたアピールする内容を聞いてもらい修正してもらうのです。
理想と比べず、経験したことを盛って戦おう
職務経歴書や面接に書く実績のアピールは、あなたの経験の中から書くことができます。
ネットによくある実績アピールの例文は、漫画の主人公の如く大活躍しているような人以外はあまり役に立ちません。
比べてしまうと自分がショボく見えて、更にアピールできなくなってしまいがちです。
実績は必ず何かしらあります。
あなたが経験した事の中から話しやすいエピソードを少し盛って話しましょう。
それだけで実績アピールをすることができます。
嘘をついてはいけません。
話を少し”盛る”だけです。
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