応募した企業から17時以降に面接と言われた。
残業が当たり前のブラックな会社ではないのか?
見込みが無いから定時後に設定されたのかな?
一般的に遅い時間の約束事はあまり良い印象がありませんよね。
書類選考がやっと通った会社から更に不安になるような通知が来ると心配事が絶えません。
実際は17時以降に面接を設定してくれる会社はブラックとは限りません。
17時以降に面接を設定してくれる会社は転職者の味方の可能性が高いです。
あなたに興味があるからこそ、残業してまで面接をしてくれています。
面接時間によるネガティブな思い込みを捨てて、まずは面接に行ってみましょう。
この記事を読めば17時以降に面接を設定してきた会社でも、面接に行く意味がある理由がわかります。
もしあなたが遅い時間に指定してきた会社に不信感を持っていて、面接に行くべきか迷っているのであれば参考にしてください。
ちなみに今勤めている会社はとても快適な会社ですが17時半からの面接でした。
名前:ひろ
この記事を書いている人。
石川県のとある工場でクラッシャー上司から9年間も怒鳴られ続けた末に人生3度目の転職をした34歳の男。
17時以降に面接をする会社に対する間違った思い込み
17時以降に面接を設定してくる会社をブラックだと決めつけるのは、選択肢を狭めるとてももったいない行為です。
自分の思い込みだということを認識して視野を広げてみましょう。
もちろん、本当にブラックな会社もあるかもしれません。
その辺りも一度面接をしてみて見極めるしかありません。
かくいう私も最初はネガティブな偏見をもっていました。
しかしそれは思い込みで、今勤めている会社が17時以降の面接でしたが前職と比べてとても快適です。
人手不足で仕事が回っていないと思っている
「人手不足で定時までに仕事が終わらず、残業が当たり前になっている会社なのでは」という思い込みです。
大前提としてほぼ全ての会社の採用担当は採用の仕事だけをしているわけではありません。
採用を任された人は、日々の業務をこなしつつ+αで採用の仕事をしてるのです。
確かに「絶対に残業は嫌だ」という人にとって残業の可能性のある会社は避けたいとは思います。
でもそれでは転職活動の幅が極端に狭くなってしまいます。
会社全体では17時で帰るという雰囲気なのに、採用担当が気を利かせて「応募者も社会人だから17時以降にしよう」と自分で決めている可能性もあります。
実際に働いてみるととても良い環境の会社であることだってあるのです。
遅い時間なのは見込みが無いからという思い込み
「定時内に面接をした人は見込み有りで、定時を過ぎてからの面接はついでにやっている」
と勝手に推測して思い込んでいる人もいるようです。
実際は違います。
見込みの無い者はそもそも書類で落とされるでしょう。
見込みが有りそうだから面接をしてくれるのです。
採用担当は自分が残業してでも会って話をしてみたいと思ったから面接をしているので、自信を持って面接に向かってください。
17時以降に面接をする会社は転職者の味方
17時以降の遅い時間に面接をする会社は転職者の味方です。
採用担当もあなたも、お互いに雇われている身としてシフト制でないかぎり、一般的には17時を定時としているはずです。
そして日々忙しいのもお互い様です。
そんな中で遅い時間に面接をしてくれるということは、あなたに興味があるということです。
現実的な時間帯の設定をしてくれている、転職者に寄り添ってくれていると前向きに捉えましょう。
17時以降の面接はお互いにとって都合が良い
17時以降の面接は転職する人にとっても採用担当によっても都合の良い時間帯です。
面接の日に毎回有休をとっていたら会社から変な目で見られるでしょうし、有休残を心配しなければなりません。
17時以降ならいつもより早く帰って「何か予定でもあったのかな」と思われる程度でしょう。
採用担当も、自分の仕事を終わらせてからゆっくり落ち着いて話を聞くことができます。
土日を使わないのか?と思うかもしれませんが、お互い土日は休みたいはずです。
採用担当もあなたと同じ会社に雇われている人ですから、お互いが気持ち良く予定を合わせるための配慮です。
退勤時間に合わせてくれる会社もある
応募者が働いていることを考慮して、いつもの退勤時間にあわせて面接をしてくれる所もあります。
遅い時間になってまで面接をしてくれるなんて、とてもありがたいことです。
実際に採用担当の方から転職エージェント経由で「17時半でどうですか? 18時の方が都合が良いですか?」と提案してくれました。
おかげでその日の面接は自分の仕事をしっかり終わらせた後、ゆっくり落ち着いて面接をすることができました。
とにかく面接に行って見極める
17時以降に面接を設定してくる会社が本当にブラックなのかどうかは、実際に入社してからでないと分かりません。
警戒は必要ですが、同時に頭ごなしに決めつけるのは機会損失です。
判断材料を増やすためにも、まずは面接に行ってみましょう。
全く身構える必要は無く、ただ雑談をしに行くような感覚で行きます。
そこで会社の雰囲気、働いている人の雰囲気を少しでも感じ取れるはずです。
あなたがもし面接で緊張してしまうのであれば、場数も踏めますから面接練習のつもりで行っても良いかもしれません。
全然本命の会社じゃなかったとしても、面接に行ってみたら案外良い印象に変わることもあります。
17時以降でも思い込みを捨てて面接に行こう
17時以降に面接を設定されてもブラックな会社とは限りません。
むしろ普段働いている転職者にとって都合の良い時間です。
有休を消費せずに面接に向かうことができます。
採用担当はあなたに興味があるからこそ、わざわざ面接のために残業してくれています。
自分の仕事を終わらせた後で、ゆっくり話を聞ける時間に設定しているのです。
とはいえ本当にブラックである可能性も否定できないので、その辺りも含めて面接で見極めましょう。
面接は採用担当があなたという人を知るためにありますが、同時にあなたは会社を見極めにいくつもりで行きましょう。
コメント