希望職種・希望業種が無い人の転職活動【やりたい仕事が無い】

職場で我慢し続ける日々、転職を考えたものの何をしたいのかも分からないという自分が情けなくなってしまいます。
どんな仕事を選んだら良いのかさっぱり分からない状態が続きます。

そんな時は一度、他人から客観的に紹介してもらうのも手です。

希望する業種、職種、何も決まっていない人ほど転職エージェントを使うと良いです。
客観的にどんな仕事が向いていそうかを判断して求人を紹介してくれます。
あーでもない、こーでもないと自問自答する時間が無くなり、紹介された求人を応募していくだけで良くなります。
行きたくない会社で内定が取れてしまっても、内定辞退を代行してくれるので余計なことで神経を使わずに済みます。
ただ求人情報を眺めているだけよりも、はるかに先に進むことができます。

この記事を読めば今より一歩でも転職活動を前に進めることができるかもしれません。
希望する職種・業種なんか無いし、やりたいことも無いまま時間だけが過ぎている。
そんなモヤモヤを無くしたい人は参考にしてみてください。

希望する職種・業種が無い人は珍しくない

実は、「私はコレをやりたい！」と明確にキャリアを決めている人はとても少ないです。

転職を希望する人のほとんどがやりたいことがないのが普通です。
自分はどんな職業が合うかなんて人に聞いたりするのも恥ずかしくてできません。
ためしに[転職 やりたいことが無い]と検索すると沢山出てきますが、素直に人に聞けないことは検索するしかないのです。

希望する業種・職種が無い人の転職活動でやりがちな事

転職活動の理由が「今の会社が嫌だから辞めたい」という所からのスタートです。
その結果、とりあえず転職活動をスタートしたものの状況は何も変わらない、という状態になってしまいます。

そもそも働きたくないのにしょうがなく働いている、という状態なので自分が何か新しい仕事をしているイメージをあまり積極的に考えられないというのもあります。

何も決まらないまま時間だけが過ぎていく

スマホで求人情報を開き、延々とスワイプしまくる日々が続くことがあります。
明確に「コレがやりたい！」というものが定まっていないので一向に決まらないのです。

頭の中は「この仕事はきつそう」「これは給料低いからバツ」これくらいしか思いつきません。
最高の条件が提示されている企業は超ブラックで有名な会社ばかりでうんざりしてやる気も無くなっていきます。

テキトーに入社してまた後悔する

「別にやりたいことないし」と言ってテキトー入社してまた後悔する可能性もあります。
今の会社より給料が良いから、家から近いから
どちらも大事なことですが、それだけの動機で入社してしまうと後から後悔することが多いです。

実際私も過去2回の転職ではそんなテキトーな動機で転職活動を行い、「内定取れたラッキー」と言って入社して酷い目にあいました。

あくまで可能性の話なので、運良く良い会社に入れるかもしれません。
しかし自分の人生がかかっている大事なことをそんなテキトーに決めるのはとてもリスクのある行為だったと反省しています。

希望する職種・業種が無い人ほど転職エージェントを使う

良い転職エージェントはあなたのようなタイプの人間を何度も相手にしているはずです。

やりたいことが無い人でもどういった心構えで転職活動をしていったら良いのか、どういう基準で応募してみたら良いのか等、アドバイスをしてくれます。

経歴からの客観的な提案

人は自分のやりたいことで結果を出すより、求められることで結果を出した方が評価されやすいです。

あなたの経歴やプロフィールを見て転職エージェントが客観的に見て考えてくれます。
「ここが良さそう」「ここなら求められていることができそう」と思う所を紹介してくれます。

少しくらい不本意な所があっても紹介された企業には応募してみましょう。
どうせほとんどが書類選考で落とされますし、面接になれば雑談しに行くような気持ちでやれば良いのです。
入社したくない会社から内定が取れてしまっても、転職エージェントが代理で内定辞退をしてくれるので安心して行動しましょう。

思わぬ紹介で可能性が広がる

ローカルなエリアで運営している転職エージェントによくあることで、今まで全く知らなかった仕事を紹介してもらえることがあります。
「こんな仕事あるんだ」「これならできそう」という企業もありますが
「何これ面白そう」と単純に興味をそそられる企業もあります。

面白そうと思った企業は社会科見学にでも行く感覚で応募すると行動のハードルが低くなって気持ちが楽になります。

転職エージェントに伝えておきたいこと

転職エージェントに色々とゆだねてしまうのも有りかもしれませんが、自分の中で「これだけは外せない！」というものがあるはずです。
そういうものは遠慮せずに面談で伝えます。

わがままな奴だと思われそう、という心配は無用です。
良い転職エージェントならちゃんと話を聞いてくれますし、可能な限り希望に沿った形で求人を紹介してくれます。

やりたい仕事は無いけど嫌な仕事は有る

これといってやりたいことは無い、でも「こういう仕事はやりたくない」というものは有るはずです。

これを言っておかないと不本意な提案を沢山されてしまう可能性があります。
最初の面談の時には必ず伝えておきましょう。

給与は下げたくない

転職後に今より給与は下げたくないという気持ちは全員が持っている希望だと思います。

ほとんどの転職エージェントは「給与は下がるものと考えてください」と言ってきます。
それでも最初の面談で必ず下げたくないということを伝えてください。

良い転職エージェントならちゃんと考えて紹介する企業を選んでくれます。

お説教してくる転職エージェントとは付き合わない

本当に稀なことですが、お説教してくる人がいます。

やりたいことが無い、給与は下げたくない、やりたくないことは有る、転勤したくない、等々、希望を伝えていました。
結構厳しい条件なのは自覚しています。

すると少し強めの口調で「そんなことでは決まらない」とお説教が始まりました。
「そんなこと分かってるよ」と思うことを永遠と伝えてくる地獄の時間です。

満足するまで喋らせてすぐにやり取りを止めました。

頼れるものは頼りまくろう

希望する業種も職種も無い、やりたいことが無い、でも仕方なく働かなければいけない。
そんな考えでも十分です。
そんな人こそ一度転職エージェントを使ってみてください。

使えるものは使い、頼れるものはどんどん頼っていきましょう。
少なくとも求人情報を眺めるだけで終わっていた日々から一歩前に進めるはずです。