ほぼ毎日人前で怒鳴られてプライドがズタズタ
周りの視線が痛くてつらい
どうせ皆俺のことバカにしてるんだろうな
パワハラ上司に怒鳴られサンドバッグになっていること自体は慣れつつあるかもしれません。
でも怒鳴られている様子を周りの人に見られるのは結構心へのダメージがあります。
実は周りの人はあなたの事をバカにしているわけではありません。
ほぼ全員が味方です。
周りの視線は全く気にする必要はありません。
皆あなたの味方です。
視線はあなたを心配している、またはパワハラ上司への憎悪です。
この記事を読めば人前で怒鳴られても全く視線を気にしなくて良い理由がわかります。
私は転職前に「俺が怒鳴られている時何を話してたの?」と聞いて回りました。
聞いて回った元同僚が何と答えたのかも紹介します。
名前:ひろ
この記事を書いている人。
石川県のとある工場でクラッシャー上司から9年間も怒鳴られ続けた末に転職した34歳の男。
人前で怒鳴るパワハラ上司
まずはパワハラ上司の目的を知りましょう。
他の人が周りにいるにも関わらずあなたに怒鳴り散らしてくる上司には目的や特徴があります。
分からないから恐怖するのであって、相手の目的や特徴が分かれば以外と怖くなくなるものです。
それが以下の通りです。
- うっ憤晴らし
- 見せしめ
- 上司へのパフォーマンス
- 正論しか言えない
あなたの為を思っての行動ではありません。
全てパワハラ上司が自分のためにやる行動です。
あなたの為に怒鳴っているわけではないので言う事を真に受ける必要はありませんし、右から左に聞き流しておくだけで良いでしょう。
私はそんな人の下で働き続ける必要は無いと気付くのに9年もかかってしまいました。
うっ憤晴らし
イライラしている所に偶然出くわしてしまった場合の最悪な展開です。
偶然出くわしてしまったのならまだ運が悪かったで終わります。
経験上一番酷かったのは、わざわざ呼びつけてまでうっ憤晴らしの為に怒鳴り散らしてくるパターンです。
地獄のような職場ですが令和の時代においても未だに地方では実際に存在します。
見せしめ
周りの部下をビビらせるために怒鳴るという手段を使うこともあります。
怒鳴られている人は単なるサンドバッグです。
サンドバッグにする犠牲者を1人利用して周りの人に「俺の言うことを聞かないとこうなるぞ」というメッセージを発しています。
怒鳴られている身とすれば、人前で怒鳴られるのはプライドが傷つきますし惨めな思いをします。
上司へのパフォーマンス
上司へのパフォーマンスの為に怒鳴り散らす人がいます。
例えば何か問題が発生した時に、たまたま社長が近くにいるような場合です。
パワハラ上司は「社長に信賞必罰をしっかり行わない人間だと思われたくない」と焦りはじめます。
その結果社長が近くにいる時だけはやたらと激しく怒鳴るのです。
パワハラ上司は起こった問題に対して後で詰められるのが余程怖いのでしょう。
正論しか言えない
正論しか”言わない”のではなく”言えない”のです。
基本的に怒鳴っている理由は「俺が正しい」「俺の言う通りにしろ」「お前が間違っている」というメッセージを発して気持ち良くなりたいからです。
そのためには”正論で殴る”のが一番効果的というわけです。
正論なら社会通念上みんなが正しいと認識している事なので誰も言い返すことができません。
逆に言えば正論以外のことを言うと「それは間違っている」と突っ込まれる可能性があります。
そのため人前で怒鳴り散らすような人は正論しか言えなくなるのです。
「そんなこと知ってるよ」と思うことをダラダラと見せしめの為に怒鳴られ続けるのは本当にツラく無駄な時間です。
周りは味方、視線は気にしなくて良い
パワハラ上司の目的が分かったことで直接的なダメージは少しは緩和されるかもしれません。
自分の中で対策できる所もあるでしょう。
気になる事といえば周りの視線です。
怒鳴られている間ずっとヒソヒソと何かを話しているように見えるしとても視線が痛いです。
「怒鳴られている所を他人に見られるのは惨めだ」
「周りの人たちも私をバカにしているのではないか」
そんな考えが頭のなかでグルグルして心を削られます。
周りの視線は同情の眼差し
安心してください。
周りの人達があなたを見ているのは同情しているからです。
なぜそう言い切れるのかというと、直接聞いたからです。
どうせ俺のこと馬鹿にしてるんだろうな、と思いながら話しやすい人に「怒鳴られている様子見て何話してたん?」と思わず聞いてみました。
その他の人達が何を話してたのかも人づてで聞きましたが全員が味方をしてくれていました。
もちろん社交辞令で言っている人もいるかもしれませんが意外な結果でした。
皆もパワハラ上司が嫌いだったようです。
体験談:私が怒鳴られてる時に何を話していたのか聞いてみた
転職をする前に「俺が怒鳴られてる時何話してたの?どう思ってた?」と会話の中で何人かに聞いて回りました。
何気ない笑い話の中で質問して、私がもうすぐ転職するということで本音で答えてくれていたと思います。
大きく分けて3タイプに分かれました。
- パワハラ上司を憎むタイプ
- 尊敬タイプ
- 世渡り上手なタイプ
皆少なくとも敵ではありませんし、怒鳴られている私のことをバカにしている人はいませんでした。
なのであなたが現在職場において所かまわず怒鳴られているのであれば、視線は気にしなくて良さそうです。
パワハラ上司を憎むタイプ
怒鳴られている人よりも、大声で存在感がありすぎるパワハラ上司を見ているタイプです。
パワハラ上司が嫌いで憎く「あいつまた機嫌悪いな、うるせぇ・・・」と思っていて、正直に言って私の事はそれほど気にしていませんでした。
つまりこのタイプの視線の先は私ではなくパワハラ上司です。
尊敬タイプ
なぜか私を尊敬?しているタイプです。
「よく辞めないよな、俺だったら辞めてるわ」
という答えが結構多かったです。
もしかしたら皮肉かもしれません。
この記事を書いてる現在はもう転職して1年以上経っていますが、確かに振り返ってみたらどうして辞めなかったのか不思議です。
このタイプは本気か冗談かは置いといて、少なからず心配してくれているようだったのでこちらの味方です。
世渡り上手なタイプ
パワハラ上司の機嫌が悪い時は絶対に近くにいないタイプです。
「俺はサンドバッグになりたくないわ」
と言われました。
このタイプは空気を読んでパワハラ上司に近づいたり離れたりを上手くできる人だと思います。
いつも怒鳴られている私の事を見て「不器用なやつ」と思っていたようです。
心配していたわけでもバカにしていたわけでもなく”なぜもっと上手く立ち回らないのだろう”と疑問を抱いている感じです。
「こういう時は近づかないし、こういう時は逃げる」と色々と教えてくれましたが、間もなく転職する私にはもうどうでも良いことでした。
怒声は聞き流し、目線は気にしない
パワハラ上司が人前で怒鳴る理由はパワハラ上司自身が気持ち良くなる為です。
あなたを思っての行為ではありません。
つまり真に受けず右から左へ聞き流して良いです。
周りの人達はあなたの事を心配しているか、ギャーギャーうるさいパワハラ上司を睨んでいるかのどちらかです。
皆があなたの味方でパワハラ上司を嫌っています。
周りの視線は一切に気にしなくて良いです。
あなたは怒鳴られている間に話を聞いているフリだけしつつ、この後の仕事の段取りや休日の予定なんかを考えながらテキトーにやり過ごしましょう。
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