何をやっても怒鳴られるから遂に頭が真っ白になりパニック
次にどんな作業をしたら良いか分かっているのに焦りで動けない
上司は動きが止まったことにイラついて更に追い打ちをかけてくる
人はあまりにも追い詰められると恐怖で凍り付いてしまうものです。
野生動物が車の前で硬直止まってしまうかのようなイメージです。
結論から言うとそこまで追い詰めてくる上司からは絶対に逃げてください。
そうでなければ心が壊れてしまいます。
焦っていても動ける内は軽傷です。
動ける間に逃げる準備をしておきましょう。
怒鳴られて動けないのは「戦う」ことも「逃げる」こともできない状態です。
追い詰められて本当にヤバいと思ったら仕事を休んでしまいましょう。
回復したら逃げる準備を進めます。
この記事で紹介したことに思い当たることがあったら、あなたの心は限界に近いかもしれません。
実際に動けなくなった私の経験をもとに書いていますので、あなたがもし現在パワハラ上司から日々耐え難い圧力をかけられているのであれば参考にしてください。
名前:ひろ
この記事を書いている人。
石川県のとある工場でクラッシャー上司から9年間も怒鳴られ続けた末に転職した34歳の男。
焦っていても動ける内は軽傷
実は焦っていてもまだ動けている時は次の行動を考える余裕がわずかにある状態です。
これは本当に追い込まれて動けなくなった時に気が付きました。
焦って行動してもほとんどの場合、良い結果にはならないものです。
それでも「この状況を何とかしなければ」とまだ心に多少の余裕がある状態と言えます。
パワハラ上司に責められると深呼吸している暇も無いくらいに追い込まれてしまいます。
まだダメージが少ない内に早くパワハラ上司と距離を置いて過ごせる環境にしたいものです。
カラダが動かないのは危険信号
”カラダが動かなくなる”という状態にまで追い込まれるのはとても危険なストレス状態だったのだと今になって思います。
「体が凍り付く」という言い方もします。
人はストレスが強くなった時、普通は戦うか逃げるかの2択を選びます。
でも会社という環境ではそのどちらもできないことが多いものです。
会社にいる間は上司に声をかけられて「逃げる」という選択はできません。
じゃあ「戦う」のかといえばそんなことはありません。
真面目な人ほど「戦う」という選択をせず素直に聞こうとします。
もしくは怖い上司であれば恐怖心で戦闘態勢には入れず、最初から「戦う」という選択は無いかもしれません。
そうなると極度の緊張でその場で凍り付き固まってしまうしか無いです。
思考は止まり感情も感覚も無くなります。
パワハラ上司が満足するまで強いストレス状況にさらされ続けるしかありません。
クラッシャー上司は何をやっても気に食わない
焦っていながらも何とか「この状況を良くしよう」「怒られないように出来ている様子を見せなければ」と思って仕事をします。
上でも言いましたが焦って行動してもほとんどの場合良い結果は得られません。
恐らく焦って行動した瞬間にパワハラ上司からは更なる怒鳴り声が聞こえてきます。
なぜならパワハラ上司の標的にされてしまった人はもう何をやっても気に入らないからです。
正しい行動しようが文句を言われます。
変な動きをしようものならそれはそれは怒鳴り散らされるでしょう。
最後には動けない状態に
挽回しようと必死になって行動しても責められ続けると最後には動けなくなります。
いつもの仕事をすれば良いだけじゃないか、と思われるかもしれませんが本人の精神状態はそんな簡単なものではありません。
当然いつもの仕事の内容は頭に入っています。
でも動けません。
いつもの動きをしても何か怒られるのではないかという気持ちになってしまうのです。
それくらい追い詰められている状態です。
とことん追い詰めてくるクラッシャー上司
急に動きが無くなった姿を見て、上司は更に怒鳴りつけます。
どうして動かないのかと追及してきます。
こちらとしてはもうお手上げです。
上手く答えられないので声も出ません。
頭の中では「お前のせいだ」という気持ちですが当然怖くて言えません。
問いかけに答えないから余計に上司はイライラします。
こうなると仕事は中段です。
長い長い説教タイムが始まります。
動けない状態に周りは気付かない
動けなくなっても周りは誰も助けてくれません。
周りの人はあなたが極限状態であることを知らないですし、感づいてもいないからです。
何よりもパワハラ上司と関わりたくないという感情が強いと思います。
同じ経験をしている人がいない
周りにいる人はなぜ急に動きを止めたのだろうと思っています。
同じ経験をしている人がいれば、気づいてくれるかもしれませんが同じ経験をした人間は会社にはいないでしょう。
理由は同じ経験をした人間は心が折れて全員辞めているからです。
クラッシャー上司は自分のストレス発散のためにターゲットとした人間を次々と追い詰め辞めさせます。
その様子を見た新人は「入る会社を間違えた」と気付き早々に転職活動を始めています。
急に反抗したように見えている
周りの人はあなたの動きが急に止まると、遂に我慢の限界がきて反抗しているかのように見えています。
やる気がゼロになって上司の言うことに聞く耳を持っていないかのように見えているみたいです。
私が責められ続け遂にカラダが動かなくなった時、後から同僚にからかわれながら聞かれたことがあります。
「どうして急に反抗しだしたの?w」という質問でした。
その時は感じたままに「何をやっても怒鳴られるから何をして良いのか分からなくなった」と答えました。
自分が極限状態でも他人にはそう見えないようです。
クラッシャー上司に潰される前に行動しよう
クラッシャー上司に本当に心を壊される前に行動しましょう。
何よりも再起不能になってしまうのが一番避けたいことです。
行動をするにも体力が必要です。
もし既に限界なのだとしたら仮病でも使って休んで回復しましょう。
そして少し元気がでたら今後の事を真剣に考えて逃げる準備を始めます。
再起不能になってしまうと次の職場でもパワハラ上司がいたらどうしようという恐怖で行動できなくなってしまいます。
上司から声をかけられた瞬間は逃げることはできませんが、日々の生活の中で時間をかけて逃げる準備をすることはできます。
環境を変えてしまえば良いのです。
なかなか勇気が必要なことです。
ここでも選択は2つしかありません。
覚悟を決めてクラッシャー上司と付き合い続けるか、辞めて新しい環境へ逃げるかです。
私はクラッシャー上司と付き合い続けるのは絶対に嫌だったので転職しました。
逃げる覚悟ができるまでに9年もかかってしまいましたが、逃げて大正解でした。
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